海外で生活するメリット・デメリットまとめ

目次

色んな国に住んでみてのまとめ

僕は海外に住んで今年で13年目になる。アメリカに6年、中国に4年、そしてフィリピンに行ったりきたりを始めて約2年になる。少なくとも3ヶ月以上住んだ都市となると、アメリカはセントルイスに始まり、シアトル、サンフランシスコ、サンディエゴ、ワシントンDC、北京、上海、そしてマニラとボホール島にあるパングラオの3カ国9都市に住んだ経験がある。今後もいろいろなところに短期で住んでみたいと思っている。

さて、今日は海外生活をする上でメリットとデメリットを話しておこうこれはあくまでも僕の経験上の話なので必ずしも皆さんに当てはまるとは限らないので前もって断っておきたい。また行く国にもよるのでざっくりとしたものになっていることはご容赦いただきたい。

しかし、良いことばかりだけをならべるのでなく、良いことも悪いことも正直に書いておくほうがフェアだと思うので今回はそれをまとめてみた。

海外生活するメリット

1、海外の友人ができる

2、外国語や現地の文化が学べる

3、日本の良さも悪さも再認識できる

4、許容範囲が広がる(忍耐強くなる)

5、住居施設が充実

海外生活のデメリット

1、食事が満足とはいかない

2、サービスの悪さを痛感する

3、病院に苦労する(皆保険がない)

4、衛生面

5、両親や家族と離れ離れになる

メリットもデメリットも5コずつ記載してみた。では一つずつ解説していきたい。

まずメリットの方から

1、海外の友人ができる

これを1番最初に持ってきたのは“友人”が人生の財産であるからです。たくさんの友人は必要ないけども、国境や国籍など関係なく真の友人を持つことは僕にとって重要である。今でも海外の友人に会いに行くし、そこでローカルに人気のレストランやバーなどに一緒に行ったりしてローカルになった気分で旅を楽めるのも友人たちのおかげである。

2、外国語や現地の文化が学べる

友達を作りたいならその国の言葉または英語を話すことは絶対条件である。うまくても下手でも構わない。一緒に楽しく会話できるある程度の語学力と、せっかく住むならその国の文化や歴史、食などを知ることは自分の価値も高めてくれる。

3、日本の良さも悪さも再認識できる

日本は食が美味しく、サービスが行き届いていて、清潔な国である。ここにあげたらキリがないが、日本のいいことも悪いことも海外に出てこそ良くわかる。病院に行って健康のありがたさを再認識するような感じと似ているような。当たり前にあることが普段当然としているが、この当たり前のことがとてもありがたかったりする。

4、許容範囲が広がる(忍耐強くなる)

日本もパーフェクトじゃないけど、アメリカであれどこであれパーフェクトなところはない。最初は日本との違いや、時間を守らないことなどにイライラするが、それも仕方ないかというように受け入れる心が生まれてくる。諦めともいうが(笑)、イライラしているよりきっと心にも身体にもいいと思う。それを笑えるようになればもう一人前!

5、住居施設が充実

アメリカや中国は日本より部屋やバスルームが広かったり、フィリピンの場合はジムやプール付き物件が日本より安い家賃で借りることができる。これは僕の経験上の話なので全ての国に当てはまらないが、アメリカや中国よりも東南アジアの方が日本より断然良い住環境で生活することができるだろう。日本ほど建物は精巧に作られてはないけど。

では次にデメリットの方を解説したい。

1、食事が満足とはいかない

日本のように1,000円以内であんなに美味しい定食を食べられたり、新鮮な魚や肉をスーパーで購入し食べられるような国はあまりない。そして海外の日本食は高いか、味がいまいちかどちらかである。最近はうどんやラーメンなどのチェーン店も進出してきているので充実はしてきたがいつも日本が恋しくなる理由の一つが食である。これに限ってはローカル料理と自炊を楽しみながらやっていくほかない。

⇨ 対応策:ポジティブにローカルの美味しい料理を探し、自炊も楽しむ。

2、サービスの悪さを痛感する

サービスに関しては日本が飛び抜けていると思う。数百円のドリンクバーでも丁寧に対応してくれる日本は凄すぎる。(大衆向けレストランなど)中国は最近良くなってきているようだがアメリカのサービスにはいつもがっかりする。チップを払っているこちら側と働き手の間に大きなギャップがありすぎると思う。フィリピンは比較的日本に近いが、やはり日本はダントツである。

⇨対応策:諦める。サービスが悪いところには2度といかない

3、病院に苦労する(皆保険がない)

日本の皆保険制度は日本が誇るべき制度であると思う。アメリカで虫歯になると何十万円と高額請求されるくらい、アメリカの医療費は高い。お金のある人はいい医療が受けられるがない人は受けられない。フィリピンはいい病院が数個あるのだがこれもある程度の料金が取られるし、街のクリニックはあまり期待できない。

⇨対応策:万が一何かあった時には日本に帰り住民票を戻して健康保険に加入する。

4、衛生面

日本ほど清潔なところはない。なんと言ってもトイレが清潔。空港のトイレがその国の衛生に対する意識を表していると言っても過言ではないのだろうか。なので僕は旅行に行くとその国の空港のトイレを必ずチェックする。ちなみに僕はアメリカ、中国、フィリピンと3カ国に住んだ経験があるので少し汚い屋台やホステルも我慢することはできる。でも自分が住むところはある程度清潔でないと無理!

⇨対応策:綺麗な街や家に住むこと。なるべく自炊、アルコール消毒は必ず携帯などできることをやる!

5、両親や家族と離れ離れになる

海外に住むということは両親や家族と離れ離れにならないといけない。夫婦で一緒に海外に行くにしても自分の両親と離れるということも海外移住にとって大きな課題になってくる。これは移住者みんなが抱える問題であるが、ここはある程度割り切って行くしかないと思う。片親や病気を患っている親など後ろ髪引かれる難しい状況の場合もあるだろう。こういう場合はれぞれの状況に応じての判断になるだろう。

⇨対応策:今はLineやZoomもあるので両親などと頻繁に連絡も取れるし、いつでも一時帰国できるような状況を作っておこう。

このようにメリットとデメリットを書いてみたが、断然にメリットの方が大きいと思っている。特に僕の場合はメリットをみてもらうとわかるだろうが自分が学べたり、成長することにやりがいや生きがいを感じている。今回は、ざっくりと海外というテーマで書いてみたが、いずれその国や自分の実情など細かく当てはめてみてメリット・デメリットを書いてみたいと思う。少しでも海外行きを迷ってる人や行くことを計画している人の参考になれば嬉しい限りである。

(Visited 17 times, 1 visits today)