海外【ノマド:自由人】として生きて行く

目次

ノマドとは?

【ノマド】という言葉を数年前からよく聴くようになった。

ノマドとは英語で「nomad」と書き、本来「遊牧民」「放浪者」という意味がある。

最近では“時間と場所にとらわれずに働く人、生活する人”という意味で使われている。

僕には“自由人”とでも言った方がしっくりくる。

引用元:https://jp.freepik.com/free-vector/digital-nomad-concept-illustration_7010830.htm#page=1&query=nomad%20&position=11

ところで僕は2019年からフィリピンに住んでいる。

ここがアメリカ、中国についで3か国目での生活だ。

今年はフィリピンを拠点に将来住んでみたいと思ってくる国々に半月〜1ヶ月ほどづつ住んでみようと思っている。

フィリピンで所有しているコンドミニアムを貸し出し、一つの場所に定住することをやめノマド生活を始めてみる

よく考えてみるとこの海外ノマド生活を可能にしてくれるいい環境が今の時代整っている。

将来ノマドとして生活したいと思っている人に少しでも役立つ情報を提供できればと思っている。

日本人よ、僕たちは今最高の環境にいる。

 

日本のパスポートは最強!

まず海外に行くために必要なパスポート。

この日本のパスポートが実は最強なのだ。

この日本のパスポートは世界で一番多くの国にビザなしで行くことができる世界中の人が羨む最強パスポートなのである

ちなみに日本のパスポートは191か国にビザなしで行くことが可能である

これは世界で一番多い数だ

日本の次がシンガポールで190か国。

経済大国アメリカですら184か国である。

(引用元:https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00639/

中国に関しては43か国のみである。

中国には日本人より大金持ちがいるが、ビザなしでいけるかどうかは所得など関係ない。

国籍が大事なのだ。

極論だけど大金持ちの中国人より生活保護の日本人の方がビザなしでいける国数が多いのだ。

つまりこれに限っては日本人であるということがとても有利だということだ。

 

平均所得が高い日本

日本の平均所得は現在約420万円となっている。

日本は世界でもまだ上位20位以内という高所得国である。(まだと言っているのは日本もだんだん順位を落としてきている。。。)

もちろん時給も東京では千円以上あり、正規でも非正規でも高賃金国に位置している。

つまり100万円を貯めるのに早い国であるということである。

もちろん節約、貯蓄には個人差があり、大きな節制が求められるがそれができれば早く海外へ行くための原資を作ることができるだろう。

またフリーランスとして働いている人にとっては単価が日本価格のため、東南アジアなど生活費が安い国で生活する分には十分にやっていけるだろう。

 

世界中でつながるネット環境

2018年には世界人口(約77億人)の約半数がインターネットを利用する環境になった。

また、2019年には世界人口の57%の約44億人がネット環境下にあり、今後も世界中でネットが普及し、ネット速度もどんどん早くなって行くだろう。

僕のいるフィリピン、マニラでも特に問題なく動画も見れことができるし、1日あたりのフィリピン 人のネットをみる時間は日本人の3倍だ。

タイのバンコクなんかは日本よりよっぽどインターネット速度も早い。

このネット環境の整備が、僕たちノマドがどこにいてもPCやスマホ一つで仕事ができるようにしてくれている。

どこにいても仕事ができるし、オンライン飲み会も可能になった。

もう東京や一つの都市に留まってる理由がないのだ。

 

エアビーが世界中で普及

今まではホテルまたはホステルに滞在するという選択肢しかなかった。

しかし、カウチサーフィンから始まり、最近ではエアビー:Airbnb( 日本では総称でこのビジネスモデルを民泊と呼んでいる)が当たり前になってきた。

僕も最近はホテルよりエアビーの方を利用している。

朝食は地元のフルーツやレストランで簡単に食べることができるし、ベッドメイキングも毎日必要ないからだ。

ベッドメイキングはありがたいけど、たまに毎朝のあのノックをうざいと思う人もいるのではないか。

必要なときはエアビーでも費用を払えばベッドメイキングや掃除をしてくれる。

東南アジアなんかは一泊1,000~1,500円の予算があればネット付きの部屋に十分宿泊できる。

1ヶ月滞在を3万円に抑えることなど難しくないし、日本より部屋は広いし、ジムやプールもついてるかもしれない。

こういうことを可能にしてくれたのが民泊であり、エアビーである。

クレジットカード一つで十分

今までは日本円を持ち歩き、それを現地で両替して使うというのが一般的だった。

しかし、今はクレジットカードさえあれば全てが済む。

クレジットカード決済はどこでもできるし、クレカ決済ができなくても現地空港などのATMで現金を下すことも可能だ。

円やドルなどの現金から現地通貨に両替するよりも手数料が安いだろう。

つまり現金が必要ならキャッシングで、使えるところはクレジットカード決済で片付いてしまう。

最悪クレジットカードを紛失した場合は、ウェスタンユニオンでお金の送金、受け取りも手軽にできる。

もうお金を常に持ち歩いたりホステルやホテルに置いておいたり、分散しておいたりとする心配はないのだ。

このようにノマドに適した環境がかなり整ってきた。

東京は世界のノマドワーカーにとって適した場所とは言えない。

不動産・短期レンタルスペースを提供するスペインのスタートアップ、スポタホーム(Spotahome)によると、デジタルノマドに関する次の9つの要素を基準に、世界の都市をランク付けしている。

・インターネットの速度

・コワーキングスペース

・スタートアップの数

・移民の受け入れ度

・アパートの賃料

・無料Wi-Fiのあるカフェ

・緑地スペース

・ビールの値段

・年間日照時間

引用元:Spotahome https://www.spotahome.com/cities-digital-nomads-world

これによると東京は57か国中で54位。

引用元:Spotahome https://www.spotahome.com/cities-digital-nomads-world

香港、シンガポール、ニューヨークに続いて下から4番目。

上位1位はイギリスのベルファスト、2位リスボン、3位バルセロナとなっている。

東京や大阪、福岡などは世界で働くノマドワーカーに魅力的な街に変わって行く必要がある。

ノマドワーカーこそ経済を牽引する人材の宝庫である。

こういう環境に敏感なノマドワーカーを日本に取り入れるように環境を整えることが日本の将来のためにもなると思う。

日本のノマドワーカーも働く場所や期間を自由に選べる時代になってきている。

日本の地方に行くのもよし、ヨーロッパや東南アジアに行くのもよし。

ぜひ自分にあった街やスタイルを見つけ、楽しくノマドワーカーとして世界で自由に働く人が一人でも増えて行くことを願っているし、そうなって行くはずだ。

そこにいろいろな出会いがあり素晴らしい友達に巡り合うかもしれない。

また、仕事やビジネスにつながる可能性もあるし、何よりも自分の知見を高めることにもなるだろう。

さぁ、今日からぜひ海外ノマドを目指してみよう!

 

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