コロナ後の新たな働き方

目次

会社員でも起業でもない働き方

会社員の人で『このまま今の会社で働き続けてていいのかな?』、『もっといい転職先ないかな?』、『管理職になっても給与なんて知れてるし、そもそも今の会社がそこまであるかどうか』、『自分には起業なんて無理だしな』

新卒で会社で働き始めそれから数年〜10年経つとこれからこの先どうして行こうかと迷うことが誰しもあると思う。

僕もその一人だった。脱サラ→起業→個人事業主→投資などいろいろ経験してきた。

失敗を繰り返し右往左往しながら自分のスタイルをようやく確立しようとしているところなので“成功するためには”的なことをいうつもりは更々ない。

いろいろな選択肢があるし、それを作るのは自分なのだということを言いたい。

僕の場合は脱サラして起業という道を選んだのだが今は起業ではなくフリーで働くことができる時代になっている。

これは大きな追い風である。

人それぞれ得意不得意もあるし、自分のスタイルを見つけて新しい働き方を見つけることができる、そういう時代になってきているのだ。

環境は整っているのであとは自分が行動するかしないか、全てはそれに尽きると思っている。

会社員時代

僕は日本で会社員を2年間経験した。

会社員を2年間やったけどあのまま続けていなくて本当に良かったというのが僕の個人的な感想だ。

なぜならあのまま続けていたら、結婚して住宅ローンを組んで擦り減るように今も働いていたのが想像つく(僕の場合は)

もちろん、大企業なのか中小零細なのか、成長している会社かどうか、上司や会社の雰囲気、やっている仕事やポジションなどによるので一概には言えないが僕の場合は以下の3つの理由から自分は会社員として向いていないと思っていた。

  1. いつでも旅行に行けるような自由な時間が欲しい
  1. 会社員として決まっている生涯年収以上を稼ぎたい
  1. 会社のシステムや文化が肌に合わない

 

起業時代

2年後には会社を退社しあてもなにもなかった僕だが、サラリーマン時代に貯めたお金でまず起業した。

起業と言っても当時何もよくわからず起業した。

起業は0ベースでリスクをとりながら自分がしたいことができる。

全ては自己責任であり利益が出ればそれは自分に還元される。

何よりも誰かのために働いているというのではなく、自分のためにそして購入してくれるお客さんのために働くという点で非常にやりがいがある。

また同じ目標に向かってチームで働くというのも起業の醍醐味かも知れない。

しかし、起業は思っている以上に大変だ

成功している人をみるとキラキラと見えるがそうなかなかうまくはいかない。

起業して10年後も残っている会社は5%とも3%とも言われている。

不断の努力と良い商品があれば必ず売れるかといえばそうでもない。

今の時代ネットで売る力がないといけないし、デフレの続く中、価格が高いと買ってもらえない。

努力やいい商品はもちろんだが、マーケティング力、人材、ビジネスモデルや戦略も必要だ。

そして経済状況や災害疫病にも左右されるし、運やタイミングも非常に大切になってくる。

僕は2014年に起業し結果として数年で年商億の会社になったが、それでも利益は数%。

1年間休みを削って頑張って働いてもサラリーマンの年収ほどしか残せないのかと愕然とした。

もちろん僕のビジネスモデルと自分の経営能力に問題があったことは言うまでもない。

しかし、気づけば先ほど述べた会社員を辞めた3つの理由からも程遠くなっていた自分がいたのだ。

今後の働き方

今は、スマホの時代になり常にネットにつながっている時代だ。

またシェアエコノミーやソーシャルメディアが普及してきて巨大プラットフォームを無料または低額で使いまくれる時代になってきた。

今まではサラリーマンか経営者かと言う選択肢だったものが、フリーランスなど個人として働くことができる時代がきた。

そこで会社員、起業家、小ぶりな投資家、フリーランスとして働いた経験がある僕が考える今、自分が会社員ならどうするかを考えてみた。

最初に答えを言うと(会社員の)主収入がある間に、副収入を生み出す可能性がある”新たな選択肢”を探すことができるかになる。

一般的に世の中では副業と言われている。

自分の好きなこと、やりたいこと、学びたいことなどが収入につながればいいのだ。

例えば、

1. ブログやユーチューブ運営

これらは会社員でも自分の顔出しをせずに、自宅のペット、DIY、料理紹介でもなんでも良い。

ブログもユーチューブもどちらも根気良さが求められるが、自分の趣味や特技が収入になる可能性もあり会社員をやりながらもスタートできるのが大きな利点だ。

しかも楽しいし、学びがたくさんある。

僕はこれを一番おすすめしたい。

自分の知識や経験、DIYなど趣味や特技を絡ませることができるし、それを向上させようとモチベーションが働く。

見ている目があるのでもっと改善しようという意識が働く。

ただし、1年間は根気よくやり続けないとどちらも簡単には結果は出てこないのでその覚悟が必要だ。

2. エアビーの活用

エアビーなど民泊が普及してきているが、このようなシェアエコノミーのプラットフォームを利用しない手はない。

支払いもレビュー機能も全て付いている素晴らしいプラットフォームで稼げるチャンスはある。

僕もエアビーで部屋貸しをしている。

日本ではただ同然の空き家がたくさんありそれをリノベーションし外国人が喜ぶ部屋や家を提供することも工夫次第で可能だと思う。

また料理教室やガイドなど体験型のプランを自分で作ることもできる。

コロナの影響でしばらくは観光客も少ないが、また数年後に復活してくると思うので将来の選択肢の一つだ。

 

3. ネット販売

今後はネット販売が加速化していく。

最近ではZARAも世界にある2割近くの店舗の閉店を決め、同業界、他業界もこの後にどんどん続くだろう。

このようにリアルからネットの世界への移行が加速化していく。

消費者が求めるものも多様化してきており、ニッチなマーケットを見つければそれで食べていくことも可能だ。

海外で見つけてきたものや自分で加工したもの、田舎でネット販売を得意としていない生産者にかわり販売するなど可能性は無限大だ。

コストをかけずにスタートできるし、アマゾンや楽天などクオリティーの高いプラットフォームがすでに準備されている。

僕のいるフィリピンなんかも今からネット通販が勢いを増してくるので国をまたいだネット販売も日本人が稼げるチャンスがある。

日本人が販売しているというだけで信用になるのだ。

 

4. 制作などのアウトソース案件の受注

ランサーズなどのプラットフォームがあるのでそこで自分のスキルを磨きつつ案件を受注することができる。

プログラミングやデザインなどの仕事は特にニーズがあると思う。将来的には独立も可能だ。

最初は決していい給与とはいかないがスキルアップ、または独立の一歩手前としてはいいスタートが切れるかも知れない。

最初のスタートとしてはすごく手っ取り早くスタートでき、いわゆる受発注プロセスが理解でき、お客さんのニーズや単価も把握できる。

その後はプラットフォームを通さず個人で受注できる流れを作れればもう立派なフリーランスとしてやっていける。

 

5. 不動産

不動産はある程度のまとまったお金が必要だがこれも立派な稼ぎ頭になってくれる。

会社員なら住宅ローンも組めるはずだ。

世の中のお金持ちの多くはビジネスか不動産で財をなしている。

新築マンション、中古物件、都内、郊外、空き家物件、海外物件など戦略が必要だが、チャンスは常にあるのが不動産だ。

戦略次第だが数百万円からスタートできるだろう。

自分が寝てても不動産は働いてくれるように昔から不動産は不労所得の優等生だ。

コロナ後に生活様式の変化などがあり、求められる不動産も変わってくるかも知れない。

チャンスは常にあるので常にアンテナを張ってリサーチをすれば勝機はある。

 

このように上記5つの選択肢を一例として述べてきたが、その他にも働いた分しっかり稼げるウーバーイーツの配達員、株やFX、ネットワークビジネスなどお金を稼ぐ方法は無限にある。

自分が好きで没頭できる分野を見つけてそれを極めるというのがベストだと思うし、選択肢を作ることが心のゆとりにもつながるだろう。

スマホ時代でも、コロナ後でもいつでも最後は“行動する”、“継続する”ことができる人が新たな働き方を手に入れていくだろう。

ぜひ選択肢を作るため、新しい働き方を見つけるために今日から行動しよう。そう自分にも言い聞かせ続ける。

 

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