働き盛り40歳の僕がフィリピンを海外移住先に選んだ6つのワケ

目次

こんにちは。海外ザムライのヨージです。

僕は2019年にフィリピンのSRRVビザ(特別居住退職者ビザ)を取得しました。

と言ってもリタイヤしたわけではありません。

まだまだ40歳働かなければいけません!

いや、仕事は一生していたいです。

正確には永住権ではないのですが、基本的にこのビザなんと何度でも更新できるので限りなく永住権に近い長期滞在型ビザです。

もしSRRVビザの取得に興味のある方は以前の動画でこのSRRVビザについて説明していますのでご覧ください。

※2021年6月10日現在 SRRVビザの申請は50歳以上の方に限られています。

 

さて早速ここから本題に入っていきます。

僕は今までにアメリカと中国に約10年ちょっと住んでいました。

その理由は語学や経済も含めこの2大超大国を知りたかったというのが大きな理由です。

そしてなぜ今、数ある国の中から次の移住先として僕がフィリピンを選んだのか。

今日のブログではそのワケをご紹介したいと思います。

コロナが落ち着いた後に海外移住や海外就職を考えている読者の皆さんに少しでも参考になればと思っています。

フィリピンを移住先に選んだワケ ①経済成長国

フィリピン経済はコロナが発生する直前までGDP成長率が6〜7%という高成長を10年ほど続けてきてました。

日本のちょうど1970年前後の経済を想像してもらえればと言いたいところなのですが僕もまだその時は生まれていませんでした。

あの田中角栄総理大臣が日本列島改造論を打ち立てインフラ整備に力を入れてる頃です。

親世代の人に聞いてもあの時代は日本がとても成長していて世界から注目されていた。

いや、日本が経済成長しすぎて恐れられていた時代だったそうです。

アメリカに差をつけられ、中国にも抜かれてジリジリ落ちていく今の日本では考えられないですね。

今まさにそのような高度成長が多くの開発国で始まっており、フィリピンもその1つなのです

ではなぜそんなに経済成長国がいいのかというと、僕はまだ40代なので海外移住後もビジネスや不動産・株投資をしながらその現地の生活を楽しみたいと考えています。

ビジネスも投資も経済が成長する国でする方がチャンスがあります。

もちろんリスクもありますがリスクを恐れていても何も始まりません。

経済成長を遂げてしまった国よりも今から成長していく国の方が日本での今までの経験や知見がビジネスや投資に応用できると感じているからです。

ビジネスなら、例えば日本のこういった商品をフィリピンに持ってきてはどうだろうかとか、これから車やインテリアにお金を使う人が増えると思えば先回りしてそれをビジネスにすることもできます。

また不動産も東京の一等地の表参道や六本木でマンションを買うと数億円するかもしれませんが、フィリピンのマニラやセブなら半額どころかもしかすると1/5の価格でプールやジム付きの物件を購入できるかもしれません。

マニラは地下鉄も1号線(東京でいう山手線)が2025年ごろに開業するので、その時には駅から徒歩○分は価値が高いなどという概念も生まれてくるでしょう。

日本人が通ってきた道をフィリピン人が通っていく可能性は大きいということです。

このように経済成長の波に上手く乗りたいと思ったのが1つ目のワケです。

フィリピンのここがすごい ②経済編 も過去記事にありますので詳しくフィリピン経済の凄さを知りたい方はこちらをご覧ください。

フィリピンを移住先に選んだワケ ②多子若齢国

多子若齢化?

なんじゃそりゃと思いませんでしたか?

日本では聞き慣れないのですがその字の通り子供がたくさんで年齢が若いという意味です。

それもそのはず。

日本は今急速な少子高齢化が進んでおり大きな社会問題となっています。

そうなんです!

生まれてくる子供がとりあえず少ないのに人生100年時代とか言って多くの高齢者が元気に長生きしてくれるんです。

みんなが健康で楽しく長生きできる社会はとてもいいことですよね。

でも生まれてくる子供が年々少なくなってきているのが大きな問題なのです。

国会や新聞の論説でも長らく議論されていますがこの少子高齢化問題、根本的な解決方法はまだ見つかっていません。

というかこの少子化に歯止めがかかりません。

産みたくても経済的な問題で産めない人、不妊で子を授からないカップル、晩婚化や独身を貫くなど多種多様な生き方が認められていく中、政府ができることは限られています。

また日本は深刻な少子高齢化時代を迎え、少ない若者で多くの老人を支えるという今までは成り立っていたが今後は成り立つわけもない社会構造事態を変えないと日本自体がなくなってしまうのではないかと心配になります。

一方、フィリピンは平均年齢が24歳(日本は47歳)と日本よりも圧倒的に若い人口を抱える国で、その若さはアジアでもトップクラスです。

アジア諸国を見渡せば多くの先進国は少子高齢化という課題を突きつけられています。

中国や韓国ももちろん、あのタイですら少子高齢化の入り口にすでに立っているのです。

フィリピンから日本に帰ってくると日本には老人が多く、子供が少ないことに気づくと同時に将来を不安に感じます。

若い人がいるところにはエネルギーもあり、新しいビジネスやテクノリジーも生まれてきます。

僕にとって人の若さと街から感じるエネルギーが大きな決め手でした。

詳しく知りたい方はフィリピンの人口の凄さについてまとめた過去記事フィリピンのここがすごい①人口編をご覧ください。

フィリピンを移住先に選んだワケ ③距離

3つ目のワケは日本からフライトで4時間という距離です。

30−40代のみなさんが海外へ移住を検討する時に必ずといっていいほど考えておかなければいけないことは親のことだと思います。

僕の場合はまだ健康な両親が実家にいますが、もし親に何かあった時はどうしようと考えました。

もちろんこのようなネガティブなことを考えるのは嫌ですが、海外移住を検討する人はこういったことを予め想定しておく必要があります。

お墓や実家の家をどうするか問題も必ず出てきますよね。

これは日本国内にいても問題になってきますが、海外に行くとそれらを見捨てたと取られやすいため真剣に考えて置く必要があります。

また孫に会いたいという両親ですがそれを叶えてあげれない歯痒さも出てきますよね。

最近では、ビデオ電話やLINEでのやりとりが両親ともできるようになったので便利になりましたが、何よりも4時間あれば帰れる距離というのは親にも家族にも安心だと思います。

フィリピンは沖縄のちょっと先ですので地球の裏側とは違い少し安心かなと思います。

フィリピンを移住先に選んだワケ ④英語圏

3つ目のワケはフィリピンが英語圏ということです。

フィリピンはアメリカに統治されていたこともあり多くの国民が英語を話します。母国語はタガログ語ですが、英語もフィリピンの公式母国語です。

EFという世界的な語学学校が発行している英語インデックスが毎年発表されるのですが、そこでフィリピンの英語力はシンガポールに続いてアジアで2番目と言われています。

余談ですが、フィリピン人にこの2番目という英語ランクを言うとシンガポール人よりフィリピン人の方が上手だし発音もフィリピンの方がいいと怒られたことがあります(笑)

英語圏のメリットはビジネスや契約書などがある不動産投資などの書類が英語なのでとても助かります。

あらゆる契約書が全て英語ですので言語的なところで騙されるリスクがなくなります。

日々の不動産や株情報も全て英語での情報収集になるので、日本人で海外でビジネスや投資をしたい人にとって英語は必須スキルと言っていいでしょう。

生きていくための英語を早速身につけましょう!

そして奥さん(旦那さん)や子供がいる人の場合、家族に英語を学ばせる機会を提供できます。

日本で英語学校に通わせると月に1〜数万円、子供をインターナショナルスクールに行かせると年間200万円くらいはかかるのではないでしょうか。

フィリピンは多くの韓国人や中国人、もちろん日本人も英語を学びにきています。アメリカやイギリスにいくよりも安い語学留学の人気留学先になっています。

インターナショナルスクールの場合、日本の半額以下で通わせることができますし、現地のプライベートスクール(私立学校)でも20万円くらいで通わせることができます。

英語圏というのは自分のためでもあり、将来の家族のためというのがそのワケです。

フィリピンを移住先に選んだワケ ⑤物価

フィリピンを移住先に選んだ大きなワケの1つにもちろん物価があります。

シンガポールやドバイもいいですが物価が日本より高く窮屈な生活をすることになりかねません。

せっかくシンガポールやドバイに行ったのに部屋が6畳でスタバのラテが一杯600円では耐えられません。

余談ですが、スタバのラテ一番高い国どこかご存知ですか?

一番安い国は?

いくらでしょうか?

僕は海外旅行行くときにその国のスタバのラテの価格をチェックしています。

気になる方はこちらのFinder’s Starbucks Index 2019をご覧ください。

https://www.finder.com/ca/starbucks-index

 

話を物価に戻します。

僕の場合は日本にいる時よりものびのびとハウスキーパーさんに生活周りをサポートしてもらえるような生活を送りたかったので物価の安い国、フィリピンを選びました。

ビールやフルーツ、交通費などはとても安く快適な生活が送れます。

しかし、マニラの都心に関しては家賃もW-Fi代も日本とあまり変わらないため全体としてコストを抑えることはできますが、東京の半額以下で生活するというのは生活水準を下げない限り厳しそうです。

フィリピンの地方都市なら東京の1/3の生活水準で生活することも可能です。

マニラやセブだと東京よりも断然安いですが日本の田舎に住んでいるくらいのコスト感だと思います。

フィリピンを移住先に選んだワケ ⑥気候

日本、アメリカ、中国と3カ国に住んでたのですがその中で一番気候が良かったのがカリフォルニアでした。

雨も少なく冬も温暖であんなところに将来は住みたいと思っていました。

さすがにカリフォルニアのようにカラッとした気候ではないですが東南アジアのあの湿気のある気候も僕は嫌いじゃありません。

何よりも冬がないので凍えるということがないためとても快適です。

また花粉症や冬は静電気に悩まされることもないのでフィリピンにして良かったと思っています。

日本の冬時期でも夜にプールで泳いでいられるフィリピンは僕にとって最高の移住先です。

だから僕はフィリピンを選びました

今日はこの6つのワケを述べましたが、そのほかにもビーチや海が綺麗とか人が優しいなどたくさんの魅力がフィリピンにはあります。

コロナで日本に帰国している間にたくさんの人に

『なんでフィリピンなの?』、

『フィリピンなんて危ないでしょ?』、

『あの大統領がやばいからフィリピンやばいでしょ』

などネガティブな意見を言われることが多々ありました。

もちろん、ヨーロッパもアメリカもとっても魅力的ですし、日本人には馴染みの国々だと思います。

フィリピンはセブにはいいイメージがある人も多いですが、フィリピンとかマニラと聞くとネガティブな意見の方が多くみられます。

もちろん危険な場所もたくさんあるので半分は合ってます。

が、残りの半分の魅力は行ってみないと分からない伝わらないのかもしれません。

実際に住んでいる僕がフィリピンのいいところ、そして悪いところや危ないことなども包み隠さず今後お伝えしていこうと思います。

少しでも海外移住をお考えの方にお役に立てればこれ幸いです^^

 

 

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